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川のブログ

川の適当気ままなブログです。 

淮南子 宋人有嫁子者

こんにちは川です。

勉強を兼ねて載せてみようと思います。

 

白文(原文)

宋人有嫁子者。

告其子曰、

「嫁未必成也。有如出。

 不可不私蔵。私蔵而富、其於以復嫁易。」

其子聴父之計、窃而蔵之。

 

若公知其盗也、逐而去之。

其父不自非也、而反得其計。

知為出蔵財、而不知蔵財所以出也。

為論如此、豈不勃哉。

 

書き下し文

宋人に子を嫁にする者有り。

其の子に告げて曰はく、

「嫁するも未だ必ずしも成らざるなり。出るるが如きこと有り。

 私かに蔵せざるべからず。私かに蔵して富まば、其の以って復た嫁するに於て易し。」と。

其の子父の計聴き、窃みて之を蔵す。

 

若公其の盗むを知るや、逐ひて之を去らしむ。

其の父自ら非とせず、而も反って其の計を得たりとす。

出ださるが為に財を蔵するを知るも、而れども財を蔵するの出ださるる所以なるを知らざるなり。

論を為すこと此くの如きは、勃らずや。

 

現代語訳

宋の国の人に子供を嫁に出す者がいた。

その子に言うには、

「嫁にいっても必ずうまくいくとは限らない。離縁ということようなことも有る。

 そのため、嫁ぎ先から財産を盗って溜め込んどくべきだ。

 自分の財産をもっていれば、再び再婚しやすくなるぞ。」

娘は父の計画を聞き、ひそかに嫁ぎ先の財産を窃み自分の蓄えにしていた。

 

夫の父が嫁の盗みを知って、嫁と離縁し追い出した。

娘の父は自らを悲観せず、かえって計画が成功したとした。

財産を溜め込んだため追い出されたことは予想していたとしても、

財産を窃んだため離縁になったことは理解していなかった。

こういう議論は、なんとも道理に背いているのではないか。

 

調べた言葉

成 ・・・ うまくいく

未必 ・・・(一部否定)〜とは限らない。

cjjc.weblio.jp

若公 ・・・ 夫の父

kotobank.jp

勃・・・道理に背いている

豈不〜哉 ・・・ (感嘆)なんと〜ではないか。

 

 

参考程度に見てください

間違っている部分があればコメントください。